世界中を混乱させている新型コロナウィルス(COVID-19)ですが、健康管理に気を使うのはもちろんですが、フリーランスにとっては、何の保証も無く生きていくわけですから、経済的な問題が立ちはだかることとなりそうです。
新型コロナウィルスによる経済的ダメージによるフリーランスの仕事減にどう立ち向かうか
目 次
案件の延期やキャンセルにより仕事が激減したら
毎月決まった額の収入が保証されていないフリーランス(個人事業主)。
このような時合になると、予定していた案件が先延ばしになったり、中止になったりといった事もあるでしょう。
貯蓄などある方は切り崩しながらということになるかもしれませんが、まず収入の確保が第一です。
もっとも手軽に始められるのはランサーズ等のクラウドワークス。
デザインやプログラムなどが不得意でも、タスクやライティングの仕事なら、誰でもトライできますし、ただ手を拱いているだけでは何ともなりません。
単価が安くてもこうしたところから仕事が入るようになれば、定期的に直接依頼してくれるクライアントも見つかりますし、制作費に関しては徐々に交渉も可能です。
知人に頼る
持つべきものは知人。
家族や友人に、現状を話し、なにか仕事がないか相談してみることです。
言わなければ相手に伝わらないので、真剣に相談してみましょう。
私は以前、このような時に知人の知人から紹介して頂いた仕事(WEB制作)があり、そのクライアントとは現在でも良好な関係を保っています。
また、SNS等をしている方は(こういう時の為にも普段からSNSは育てておくと良いです)現状を説明し、このような仕事が欲しいなどとつぶやいて見るのも手です。
このような事をきっかけに繋がるクライアントはいるものです。
困ったと手を拱くばかりでなく、発信していく事が大切です。
当面の資金を工面(借入)する
正規雇用者や様々な職業に対しての国からの補助などが政府から発表されていますが、フリーランスの場合は国からの補助でなく借金をするという形(2020年3月3日現在)になるようです。
どちらにせよ、フリーランスにとって生活費とは一般企業の資金繰りと同じですから、条件の良い時に借り入れするのも手かと思います。
菅義偉官房長官は3日午前の閣議後会見で、「経営相談窓口の設置や緊急貸し付け・保証枠として5千億円の確保の措置を講じる」とフリーランスや自営業者への対応を説明した(朝日新聞、時事通信)。だが、この発表に対しても、「給付と見せかけて貸付とは」「措置っていうのかなそれ」「サラリーマンの親には助成金で、自営業の親には貸付という違いを設ける理由がよくわからない」「支援と言いながら学生に多額の借金を背負わせる奨学金と同じだ」などと批判が殺到。
ただし、フリーランスに対しての補助や支援は、野党からの声もあり、今後「資金繰り支援」から他の形へと変ることもあるかもしれません。
政府が一定の要件を満たしたフリーランスや自営業の人に対して一日4100円の給付を検討しているとのこと
詳しくは経済産業省のパンフレットをご覧ください。
また、創業助成金という制度があります。
創業補助金制度とは認定を受けている市区町村または、市区町村から認定を受けている認定連携創業支援事業者の援助の一環として設けられています。
フリーランスも対象となっており、事業計画書を元にした審査に通過すれば、返済の必要がない融資制度になっています。
各サイトは下記リンクよりご覧ください。
相談窓口やリンク
日本政策金融公庫コロナによる相談窓口
中小企業庁
東京都創業NET
内閣府 地方創生
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